ドラマ「トクサツガガガ」第3回 感想 ~現実逃避するために~
まさかの第4回放送ギリギリのタイミングの更新になってしまった…
社会人2年目が終わろうとする中ようやく気づいたんですが、うちの会社ブラックなんですよね。
入社前は残業ないよ!しても残業代出るよ!と言いながら、いざ働いてみるとほぼ毎日残業(というか定時の区切りが微妙)、残業代が出るのは一部の事務系部署のみで、外出多い営業は営業手当という名の固定給のみ。
1日に何回他部署の悪口を聞くことか。
夏前には転職しようと思っております。
まさに自分にとって今の会社は怪人みたいなもんです。
リアルという名の怪人に苦しめられる第3回。
一番記憶に残っている追加戦士は「黒騎士ヒュウガ」です。
というか、自分はギンガマン~ハリケンジャーまで見てましたが、追加戦士を好きになることはあまりなかったなぁ。
今回は、第4回の北代さんが心を開くための前振りな印象が強かったですが、中盤の前後編というのは定番なので良し。ただ、話の流れが原作とほぼ同じだったので、新鮮味を感じなかったのと、吉田さんや任侠さんと仲良くなる中間の話がないので、やや展開が急かなと思いました。
地下通路の秘密基地の下りが映像的に好きだったかな…あとカルロス黒崎…じゃなくてマイケル富岡。今週はあまり書くことがない…。
自分と重なる部分が少なかったからかな。
しかし映像的にも話の展開的にも第4回は楽しみです。
もっと時間を取って内容練りたいけどその時間が取れない…。
内容充実させれるように頑張りたいです。
ドラマ「トクサツガガガ」第2回 感想 ~世間の目恐怖症~
外に出る以上、人間はどうしても世間の目にさらされるもので。
特にオタクって、自分が楽しもうとするほど、世間の目を気にしがちというかなんというか。
というわけでドラマ「トクサツガガガ」第二回 感想です。
物語はファストフード店のおもちゃ付きセット(マクドナルドでいうハッピーセットですね)を注文する中村さんからスタート(なお失敗)
中村さんはあくまで「女子だしそんな量食べれないし子供向けセットにしよう!あ、おもちゃ付いてくるんだった~!」的な「オタクじゃないムーブ」をします(わかる)。
今回の中村さん場合は最終局面でチャラ彦が現れるものの、考えてみれば、特に知り合いがいるわけでもなし、仮に他人に「こいつオタクやん!」と思われてもほぼ確実に二度と会うことはないんですけど、なぜかそういう行動してしまうんですよねー…
そして後半のヒーロショーでも、子供連れにまぎれて「仕事の休憩中に暇してたらなんかやってるから見に来た」感じで、またも「オタクじゃないムーブ」です。
考えてみれば、特に知り合いが…ですが、ああいう場合、特にショッピングモールのような場所(ロケ地のオアシス21はショッピングモールなのか微妙ですが)では、突然知り合いに鉢合わせる可能性もあるから油断できない…
自分も今月頭に名古屋で開催された「ウルトラマンライブ2018-2019」に行ってきたんですけど、当日一緒に行く友人が風邪を引いてしまい、チケット無駄にするのも何なので一人で行ったんですよね。
そしたら会場がそれなりの規模なこともあって子供連れの大行列…自分のようなオタク的な人が全然いなくて、孤独感が半端なかったです。
しかも仕事上、取引先が名古屋近辺が多いのと、相手先の担当はほとんど30以上で子供もいる人も多いので、この行列の中にいるんじゃないかともう気が気でなかったです。
なぜそんなリスクを侵してまで観に行くかというと、好きだから以外の何者でもないんですけど、周りの目って、どうしても気になってしまいますよね…あの時一人で並んでいた自分は周りにはどうみえていたのやら。
あと、一人だどうしても盛り上がりきれないというか、特にショーでよくある「がんばれー!!」はまず叫べないですね。
どれだけ楽しくても真顔で見続けないといけないのもなかなか辛い。
中村さんも、子供の頃好きだったエマージェイソンが登場するということで、今回ヒーローショーデビューをしたわけですが、果たして吉田さんに会えなかったら、彼女は今後もショーを見に行ったりしてたんでしょうか。多分行けないんじゃないかな。
同じことで盛り上がれる人がいるってやっぱ大事ですよね…
良くいえば趣味をもっと楽しめる。悪くいうと感覚が麻痺する。
吉田さんも倉科カナさんが演じるということで、ビジュアルも原作とは結構異なってますけど、ちょっと枯れてる(?)ような感じが良かったですね。あとは次回の中村さん訓練モードも楽しみです。
中村さんの母親については今後語る機会があると思うので今回は割愛。
そしてドラマでは中村さんの年齢設定が24歳であることが判明…同い年…同い年であんなOLいたら自分が情けなくなって吐きそう。(原作は26歳→途中で27歳)
次回は追加戦士…北代さんメインでしょうか。北代さんも原作で話が進むにつれ良いキャラになっていくので楽しみです。
次は第3回の前に自己紹介的な記事を挟みたいです。(今週やりたかったけど時間なくて出来ず…)
今後とも宜しくお願いします。
ドラマ「トクサツガガガ」第1回 感想 ~制約の中で生きる!~
1月18日よりNHKにてドラマ「トクサツガガガ」の放送が始まりました!
自分は原作はコミックスで読んでいましたが、ドラマ化、それもNHKということでかなり驚きました。
というのも、自分のような特撮オタクからすれば、歪んだ見方ですが、特撮というのは商業主義と強く結びついてしまっているジャンルな訳で、それをスポンサーを持つということをしないNHKがドラマ化して原作の魅力を引き出せるのだろうか…?という疑問があったんですよね。
しかし、1話をみてそんな不安は吹っ飛び、継続視聴決定なので、これから毎週感想を書いていけたらと思います。
主人公・中村叶と同じく社会人オタクとしての目線強めです。
まず、昨今において、「特撮」といえば朝に放送しているスーパー戦隊、仮面ライダー、ウルトラマン。そして近年日本の顔として人気を取り戻してきたゴジラを思い浮かべる人が殆どだと思います。
中村さんはそんな特撮を愛してやまない特撮オタクですが、職場など公の場でそれがバレないように振る舞う、他人から見れば「女子力が高い仕事のできる美人OL」です。
第1話では、電車で見かけた同じ特撮オタク(と思われる)女性=吉田さんと、子供として純粋にヒーロー好きな少年=ダミアンとの出会い、オタクゆえに世間のことに疎く、同僚とのカラオケをオタバレしないように乗り越える姿が描かれます。
社会において「オタク」というのはなにかと生き辛いもので。
今なおオタクというのは世間ではマイナーであり、ネガティブかポジティブかは別としても「特殊」に受け取られるのは避けられないものです。
それが子供向けの特撮向けが好きとなれば「こいつ精神年齢お子様なんじゃないか」と思われても正直無理もないと自分でも思います。(実際そうだと最近思えてきた)
また、オタクでなくとも世の中には障壁、制約があるのが社会人というもので、「忖度」なんて最近やたら聞きますがまさにそうです。
中村さんは「オタク」として「社会人」として様々な困難に直面しますが、それを「特撮で得たもの」で乗り越えていくというのがトクサツガガガの大まかなストーリーです。
そして、障壁、制約が溢れているのは特撮の世界も同じ。
むしろ上でも書きましたが、商業主義と強く結びついているためか、その制約、障壁が他のジャンルよりも見えやすいように思います。
ニュージェネレーションズ以降のウルトラマンが2クール放送なのも、仮面ライダーが毎年、過去作にまつわるアイテムを発売するのも、スーパー戦隊の玩具展開が当初より予定変更してしまうのも、制約があるゆえです。
オタクからすればその制約が許せなかったり、なんだかんだ受け入れてしまったりですが、その制約ゆえに生まれた功績もあるんですよね。
列伝型の番組を放送いて過去作への興味を引けたり、ジオウの設定はまさに過去作アイテムが展開され続けたために実現できたことだし、劇中でのアイテムの受け渡しが非常に燃えるシチュエーションになったり。それはきっと作り手の創意工夫、熱意がもたらした結果なのでしょう。
ならば我々オタクも創意工夫してみようじゃないか。諦めずに頑張ってみようじゃないか。というのが中村さんという人間なんですね。
そんな中村さんを見てると自分もオタクなりに頑張ってみようって気になるんですよね。自分は中村さんより不細工だし(そもそも男やし)仕事できませんが!
演じる小芝風花さんも、最初は22歳ということで原作のイメージよりもだいぶ若かったですが、テンションの上がり下がりの演技がとても中村さんしていたというか、むしろ身近に感じられてよかったです。おかげで「OLの役を自分より年下が演じている」という事実による致命傷だけで済みました…写真集買います。
第一話では創意工夫が実を結び吉田さんとのファーストコンタクトを果たし、同僚とのカラオケを乗り越える事もできました。ドラマ版は特撮文化を取り巻く現状みたいなのはひとまず置いといて、中村さんのそういう生き方を描いていくんだろうと思います。その方が一般受けもいい気がするし。
自分語りだけど、カラオケでの「最近の曲がわからない」っていうのほんとよくわかる…自分の会社は10歳位年上がほとんどだからその世代の曲もわからん…基本ヒトカラになるんだよなぁ…
予想以上の面白さでスタートしたドラマ「トクサツガガガ」。第2話も楽しみです。
また、ゴールデンボンバーによる主題歌「ガガガガガガガ」もオタクに刺さる名曲なのでぜひ聞いてください。
来週も更新できるようがんばります!!
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